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2024年8月17日

エレキギターの”音”に欠かせない「ギターアンプ」「エフェクター」のお話と初心者の方へオススメ機種のご紹介



今回はエレキギターの”音”のお話、エレキギターのサウンドの仕組みとそのサウンドを作るギターアンプ・エフェクターについて解説していきます。

◇はじめに
 ・エレキギターのサウンドと現代音楽との関係性
 ・エレキギターのサウンドの仕組みと流れ
◇エフェクター
 ・エフェクターの分類
 ・エフェクターの使い方
 ・エフェクターの種類と繋ぐ順番
◇ギターアンプ
 ・ギターアンプの分類
 ・ギターアンプの構造と信号の流れ
 ・ギターアンプによるサウンドの変化
◇初心者の方へ筆者オススメのエフェクター
 ・オススメのエフェクター


◇はじめに

■エレキギターのサウンドと現代音楽との関係性

エレキギターのサウンドはどなたも必ず一度は”聞いた”ことがあるでしょう。
エレキギターとして”聴いた”ことは無くとも必ずどこかで耳にしているはずです。

現代の音楽ではエレキギターは欠かせない楽器の一つです。
始まりは1930年代からジャズやブルース、ロックンロールといったジャンルで使用されはじめましたが、時代とともに技術が進化するにつれて、現代ではクラシックなブルースから電子音を織り交ぜた最先端な音楽まで幅広く使用されます。
ここまで幅広く使用される理由の一つにエレキギターの”サウンドの自由度の高さ”があり、そこにはエレキギターのサウンドの”仕組み”が大いに関係しています。

■エレキギターのサウンドの仕組みと流れ

エレキギターのサウンドは弦を弾いて『ピックアップ』というパーツが弦の振動を電気信号に変換します。
その信号を『シールド』というケーブルを介して『ギターアンプ』へ送り、『アンプヘッド』の中で信号が増幅され『キャビネット(スピーカーのこと)』から音が出力されます。



これがエレキギターのサウンドの基本的な仕組みと流れです。

ですが、エレキギターのサウンドの流れには二通りあり、上記の流れは俗に言う「アン直(アンプに直接つなぐ)」という一つの形です。
もう一つは「エフェクター」という道具を使いサウンドに文字通り「エフェクト(効果)」を加えてサウンドを作っていきます。

◇エフェクター

■エフェクターの分類

エフェクターは大きく分けて2つに分類され、一つのエフェクトを持つ『コンパクトエフェクター』と、コンパクトエフェクター及びギターアンプを複数モデリングして内蔵した『マルチエフェクター』があります。

コンパクトエフェクターはモデルごとに”その一台にしかない唯一無二のサウンド”を持っており、多くはダイオードやトランジスタなどで構成された電子回路である「アナログ回路」で、アナログ回路故のニュアンスやサウンドは、最先端なデジタル回路のエフェクターとは代えがたい魅力があります。
また、近年見た目や色にトレンドを取り入れたコンパクトエフェクターも多く見られ、ルックスを楽しめることもポイントです。

マルチエフェクターは数々の名機とされるコンパクトエフェクターやギターアンプをデジタル技術で模倣・再現した、「モデリングエフェクト」「モデリングアンプ」を複数内蔵しており、マルチエフェクター一台で様々なサウンドを作ることが出来ます。
また、AUX端子やPHONES端子が付いていることが殆どで、バックに音楽を流しながら同時にギターを演奏することができ、日々の練習は勿論一人でアドリブやセッションを行えることもデジタル機器であるマルチエフェクターの魅力です。


■エフェクターの使い方

エフェクターは通常『エレキギター→エフェクター→ギターアンプ』のようにエレキギターとアンプの間に繋いで使用します。
エフェクターには加える効果によって種類が分けられており、その種類によって繋げる順番も異なります。*
※…基本的な順番はありますが絶対ということはなく、出したいサウンドを目指して自由に組み替えることが可能です。この自由に組み替えることが可能という点も、エレキギターのサウンドの自由度の高さの理由の一つです。

■エフェクターの種類と繋ぐ順番


では、エフェクターを繋げたらこれでエレキギターのサウンドは完結するのかといわれると、まったくそうではありません。

エレキギターから出た電気信号はエフェクターを通ってアンプに入ります。
このアンプにもエレキギターのサウンドの自由度の高さの秘訣がたくさん詰まっているのです。

◇ギターアンプ

■ギターアンプの分類

ギターアンプはまず『真空管アンプ』と『トランジスタアンプ』に分けられます。

真空管アンプはその名の通りアンプの内部=信号の増幅部に真空管が使用されており、サウンドに真空管特有の温かみや、アナログゆえの音の情報量の多さ等、真空管アンプにしか出せないサウンドは、1930~1960年代に登場した技術であるにもかかわらず、今尚多くのギタリストに愛され使用され続けています。

トランジスタアンプは信号の増幅部にトランジスタという部品を使用しています。サウンドには透明感があり、真空管アンプと比べ出力できるサウンドの幅も広く、真空管アンプのようにデリケートでないため扱いやすいアンプと言えるでしょう。
また、現代のアンプにはデジタルアンプ・モデリングアンプと呼ばれるモノがあり、その名の通りデジタル制御でサウンドをコントロールします。モデリングアンプは往年の名機とされるアンプをデジタル技術で再現しています。このどちらにも信号の増幅部にはトランジスタが使用されています。

■ギターアンプの構造と信号の流れ


ギターアンプは構造で2種類に分けられ、アンプヘッドとキャビネットが切り離された『スタックアンプ』と、アンプヘッドとキャビネットが一体となった『コンボアンプ』があります。

アンプヘッドに電気信号が入ってくると、アンプヘッドの中のプリアンプ部とパワーアンプ部を通って電気信号が変化・増幅され、キャビネットの中のスピーカーユニットに送られて音として出力されます。

■ギターアンプによるサウンドの変化

ギターアンプには沢山のパラメーターをコントロールするツマミ/スイッチがあり、これを回し音量やサウンドを変化させていきます。
ツマミやスイッチには種類があり、それぞれの役割やコントロールできる周波数も異なってきます。

また、ギターアンプはメーカーやモデルによりサウンドの傾向や得意とするサウンド、コントロールツマミの挙動も異なります。



このようにエフェクターの種類や効果に加え、ギターアンプによる音色の変化や組み合わせによって音色の幅が広がります。

今や世界中に様々なメーカー・ブランドのエフェクター/アンプがあり、エフェクターによってはシンセサイザーやパイプオルガン、和楽器の琴などギター以外の楽器の音をエレキギターで鳴らすことも可能です。
エレキギターのサウンドの自由度の高さはもはや無限大といっても間違いないでしょう。


※もっと細かなお話をするとサウンドの自由度の要因となるモノは、エレキギターに使われる木材やピックアップ、弦の太さやシールドの種類、キャビネットの設置方式、レコーディングであればマイクの種類や角度など、挙げればキリがないほど出てくるため今回は割愛させていただきます。


◇初心者の方へ筆者オススメのエフェクター

ここからは自身もギターを弾いている筆者の視点から考えた、初心者の方へオススメのエフェクターをご紹介します。

■オススメのエフェクター

「エフェクターといわれてもまず何を買えばいいのか、揃えればいいのかわからない…」といった初心者の方には、『マルチエフェクター』がオススメです。
マルチエフェクターはエフェクターからアンプまでの全てが一台で完結でき、コンパクトエフェクターを複数台揃える必要もないためお財布に優しく、何よりマルチエフェクターにはPHONE端子(ヘッドフォン・イヤフォンを接続する端子)が用意されていることがほとんどで、ギターアンプから満足に音を出せる環境や時間帯が限られる日本の住宅では、夜間でもヘッドフォン・イヤフォンで練習できるマルチエフェクターは上達の手助けになってくれるでしょう。


マルチエフェクターの中でも『BOSS GT-1』は大変オススメの機種です。
現在市場には沢山のマルチエフェクターがラインナップされていますが、BOSS GT-1はマルチエフェクターとして基本的な機能を有しており、多くの通販サイトでもベストセラーとなっています。
また、値段のリーズナブルさもさることながら、小型軽量でギターケースに入れて持ち運びやすいこともこれからギターを始める方にはピッタリでしょう。
普及率の高さから使用方法やサウンドメイクの方法等、沢山の解説動画が上がっていることも他のエフェクターには無いアドバンテージです。
ペダルやスイッチも搭載されているため、バンドを組んでの練習やライブもこなせる頼もしい一台になってくれることでしょう。

■最後に

いかがでしたでしょうか。
今回はエレキギターの音とそれにまつわるエフェクター・ギターアンプの基本的なお話をさせていただきました。
今回のブログで少しでも「面白い」「ためになった」と感じていただけたら幸いです。



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