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2024年11月7日

Wilderness Blues Gear 「KING SNAKE “Sidewinder”」のご紹介とレビュー



こんにちは!
今回は愛知県豊田市でお買取させていただきました、「KING SNAKE Sidewinder」についてご紹介いたします。




■ブランド「KING SNAKE」
「KING SNAKE」は日本のブランドで、コンセプトは”Dirty & Wildness”。
2015年に本ブランドのデビューモデル「Detroit One(デトロイト・ワン)」が発売されました。
「BLUES/R&B」プレイヤーに向けたプロダクトで、全モデル「極薄のニトロセルロースラッカーフィニッシュ / 2.1-2.9kgにおさめた重量」を共通のスペックとしたフルアコースティックギターをメインに展開しています。

「KING SNAKE(キングスネーク)」。この言葉は、昔のブルースには良く歌われている。フルアコじゃないと出せない良き汚れた音。そこへ焦点を絞り切った新ブランドである。テキサスブルースの雄ブルースマン、ライトニン・ホプキンスは、自分のギターの中にヘビの抜け殻を入れていた。「こうするといい音するんだぜ」と。片やホワイト・カントリー・プレイヤー達はギター、フィドル、マンドリンの中にガラガラヘビのシッポを入れていた。「いい音がするんだよ」と。そして、MOJOがあると言う意味だそうだ(ブードゥー教ににおいて金運やギャンブル運、女性運を向上させるための意味)。昔のアメリカ・ミュージシャン内で楽器内にそれ等を入れる事が流行った意味が分かる。
話しを日本に向ければ、ヘビは、弁才天の使いとして富をもたらすものとして有名であり、縁起が良い動物として知られる。古くから神様の使いとも言われており、運気アップアイテムとしては欠かせないものだそうだ。それを総合し、キングスネークと言うブランドにした。

https://www.taurus-corpo.com/kingsnake-sidewinder




Sidewinder (Crotalus cerastes) 画像引用元 : https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Crotalus_cerastes_mesquite_springs_CA.JPG


■「Sidewinder」
本モデル「Sidewinder」は”テレキャスター”を基にアレンジを施したソリッドボディギターです。
モデル名の由来は、砂上でS字を描きなら横方向に奇妙に動くヨコバイガラガラヘビ = 通称「サイドワインダー」からとられています。

荒野で培われた音楽に寄り添う、猛毒性。
“Sidewinder “ 砂漠エリアに住むヨコバイガラガラヘビの通称である。砂上でS字状に体をくねらせ横方向に移動していく様子から「サイドワインダー」と呼ばれる。一般的なものとは違う奇妙さが持つ「個」が魅力であり、その荒野から培われた音楽性に合うように作り上げた一点突破的なモデルの名称に相応しいと名付けた。オリジナルにて製作したハムバッカーP.U.をリア1発として搭載し、色んな音楽に適応するのでなくその筋の音楽のみに適応する潔きモデル。4点レバースイッチとし、ネック側シングルコイル、パラレル・ハムバッカー、ブリッジ側シングルコイル、シリーズハムバッカーとバリエーションは持たせ、その筋の音楽内でもクリーン、ドライブサウンド、バッキングとバリエーションは持たせている。見た目、サウンド共にまさしく「サイドワインダー」である。

https://www.taurus-corpo.com/kingsnake-sidewinder



■スペック


ボディ材に使用されているアッシュ材は導管が大きいことから、必ず目止めを行いその上に塗料を塗布していくのが一般的ですが、本ギター Sidewinder は敢えて目止めを行わず、極薄のニトロセルロースラッカーを直接吹いています。
そうすることで楽器の響きが塗装によって抑制されず、木材の特性を生かしたよりナチュラルでダイレクトなサウンドとなります。



ネックからボディにかけて全て極薄の塗膜となっており、ビンテージさながらの質感から、この楽器の目指す音像や音楽性がイメージされます。
経年による変化やダメージさえも、ワイルドさに磨きが増すようで、プレイヤーと共に年を取っていきたいギターです。



指板Rは210R。フレットサイズは 2.54mm × 1.14mmで所謂ミディアムジャンボサイズ。
ネックの厚さも標準的からやや薄めで、コンセプトに準ずる音色を保ちつつ、演奏性も確保されています。



そして何といっても目を引くのが、リアポジションに1発搭載された KING SNAKE オリジナルのハムバッカーピックアップです。
通常のテレキャスターのリアピックアップを2つ並べたかのようなルックスのハムバッカーで、 このピックアップに合わせてブリッジプレートも KING SNAKE オリジナルのモノとなっています。



画像引用元 : https://www.taurus-corpo.com/kingsnake-sidewinder


ピックアップの選択パターンは、 4-WAY ポジションで以下のようになっています。

1. ハムバッカー = シリーズ接続
2. ブリッジ側シングル単体
3. ハムバッカー = パラレル接続
4. ネック側シングル単体



サウンドも秀逸で、アタックの絶妙なタイム感に加え、いずれのポジションでも抜けの良さをキープし、程よい粘りとキレが癖になります。
コンセプトとする音楽性へ向けて狙い撃ちしたかのようなサウンドから、本ブランドの本気度が伺えます。



見た目からもスペックからも、潔くワイルドと形容できる Sidewinder。
握って爪弾いていると、自ずとこのギターに見合うフレーズや音楽を奏でたくなるような、そんなインスピレーションを与えてくれるギターです。
機会があれば是非とも一度手に取って、KING SNAKE そして Sidewinder の魅力を体感していただきたいです。




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